Thursday, February 25, 2010

軍艦島、行くも上陸できず。

 博多2日目は朝7時30分の特急かもめに乗り、長崎まで行った。なぜこんなに早いかといえば、端島、通称軍艦島の上陸ツアーに参加するためである。
 この島は炭鉱の町として多くの労働者が移住して、日本初の鉄筋コンクリートの集合住宅ができて、一時はかなり高い人口密度で、生活水準も高かったそうだが、エネルギー源が石炭から石油へ移行するとともに、人口が減り、無人島になったそうだ。
 元船桟橋というところに集合し、50人乗り程の船に乗った。船長はなんと女性だった。しなやかさとともにたくましさを感じた。このツアーは軍艦島出身者の坂本さんがガイドをしてくれるツアーだ。

天気は晴れていて、波も穏やかだったが、彼は、まだ上陸できるかどうかわからないと言っていた。
島のそばまで30分ほど船に乗った。島のそばに来ると波でかなり揺れた。ロープで結ぼうとしていたが、ロープが切れて、結局上陸できなかった。坂本さんいわく上陸できないのは3割くらいらしい。

上陸はできなかったが、となりの高島で坂本さんの解説を聞いた。今は島に緑が生い茂っているが、人がいた時は公害の島で木がなかったらしい。その話を聞いてナウシカを思い出した。
この島は人がいなくなった後、廃棄場にするという案もあったらしい。ふるさととしての端島を残すために「世界遺産にする会」を立ち上げたのだと、最後に坂本さんは言った。

 あまり軍艦島のことも知らずに行ったのだが、日本の近代化を支えた街の一つとしてこのような島があってそこで人が暮らしていたのだという事実を知ることができてよかった。またいつか訪れて次は上陸したいものである。

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