Monday, October 18, 2010

シーラーズのバザール探索

シーラーズ行きの便は朝10時だった。タクシーでマシュハド空港まで行き、チェックインし、待合のいすで座っていると、イラン人の家族がピスタチオをくれた。しかも袋とかではなくジャラジャラとそのままくれるのである。ありがたいが、やや処分に困るというものである。


イラン航空の国内線に2時間ほど乗り、シーラーズへと到着した。ここでは町の中心まで歩いてはいけない。バスもないようだ。あまり乗りたくないがタクシーに乗るしかないようだ。タクシー運転手は溜まって、客を待ち構えている。最初5で街までと言われた。5万リアルという意味だ。高いだろと思い3といったが、4までしか下がらなかった。しぶしぶタクシーに乗った。タクシーに乗りながらやっぱり高いなと思い、なんとか安く抑える方法はないか考えた。これは踏み倒すしかない。

というわけで、町の中心についたところで、降り、後ろのトランクからバックパックを出してもらい、2万を渡した。当然のように運転手はもう2万を要求してきた。拒否して口論になっていると、たくさんの人が集まってきた。中には通訳してくれる人もいて、日本人ならお金あるだろ、払えよという青年もいたが、断固拒否して相手が折れるのをまった。たかだか2ドル程度のことだが、達成感があった。去年エジプトで身に着けた術「踏み倒し」を実践できたという達成感だ。ただでさえふっかけてぼったくられる中東文化圏において、重要だ。これがほかの国だったら、お金払うまで後ろのトランクを開けてくれなかったりすることを思えば、イラン人はいい人だなとおもった。

シーラーズではロンプラに書いてある宿を探したが、なかったのでその近くにある少し高いNiayesh Boutique Hotelに泊まった。ドミトリー朝食付きで、14万リアルである。ドミでカナダ人のアレックスと知り合い、次アルメニアに行くと言ったら、おすすめの場所などを教えてくれた。彼は異様にテンションが高く、会話中に「great!」,「perfect!」を連発していた。ちなみに彼とはエスファハンにいってから町の中で2度も会うこととなる。

 トレッキングに行くというアレックスとわかれ、バザールでも行こうかと思っていると、日本人の夫婦に声をかけられた。2人は明日ペルセポリスに行くそうで、相乗りのタクシー仲間を探しているという。宿の手配するツアーで行こうかどうしようと思っていたのでさっそくラッキーだ。うまくいけばかなりお金を節約できる。翌日の8時に待ち合わせをした。

 シーラーズの見どころでもある、城壁に行った。周りに芝生の広場があり、多くの家族がピクニックをしている。シートを敷き、チャイを飲んだりご飯を食べたりしているのだ。歩いているとさっそくある家族に呼ばれ、その中の少し英語のしゃべれる青年を通じて、お話をすることになった。



そのあとバザールに向かって歩いていると日本人らしいおじさんにあった。「指さし会話帳」を持っていたので、いいですねと言ったら、もうイラン出るからあげるよと言われた。「やっぱり旅はこういうのがないとね」と言っていた。まさにその通り。特にイランではピクニックに誘われることが多いから、指さし会話帳は英語が通じない中で役に立つだろう。


バザールは広くて、いままで中東の国でみたのと同じような店が続いている空間だった。じゅうたんを売っている店のおじさんに声をかけられ、店に入った。チャイをもらい、雑談をした。店ではアフガニスタン出身の子供が働いていた。戦争以後、イランにはたくさんの移民がいるという。



そのあとまた戻るよと主人にいって、ぶらぶらしていると、日本語をしゃべれるというおじさんに話しかけられた。トルコみたいにいかがわしいやつかもしれないと警戒しながら話していると、彼は11年前に日本にいたという。今はテヘランに家族とともに暮らしていて、シーラーズに観光に来ているという。一緒に歩こうというので、話しながらバザールを歩くことになった。11年も前なので、かなり日本語を忘れてきているといって、アーとかウーとか頑張って思い出しながら話そうとしていた。
結局はイラン人女性はきれいだという話に落ち着いた。バザールいる女の子かわいい。目がすごいという結論に至った。
少し疲れたのでチャイハネ行きたいというと、現地の人に聞いてくれて、一緒にチャイハネに入った。コーヒーを飲みながら話をし、おなかすいたと言ったら、ケバブを注文してくれて、結局最後には全部支払ってくれた。
多少イラン人にごちそうしてもらえるという下心があったのも事実だが、すごいうれしかった。ちょうど滞日ムスリムの日本での生活について調べたりしていたこともあり、実際に日本に働きに来ていたイラン人に会うことができたのもうれしかった。

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